按田農場では黒豆・福勝金時・大豆・小豆の四種類の豆を生産しております。ここではそれぞれの特徴とお勧めの調理法を紹介いたします。
■黒豆
黒豆は黒大豆とも言われ、皮の表面が黒い大豆です。丹波産が有名ですが、世間で一般的に黒豆と呼ばれているものは、北海道産の黒豆です。最近の健康ブームで注目されてきています。十勝産の黒豆はほんのりとした甘味と酷のある味です。
黒豆を炒って挽いたきな粉は大変香ばしく、サラサラとした食感です。また正月料理にも人気の煮豆、そのまま炒った炒り豆など、美味しくいただくことができます。
■福勝金時
福勝金時は「ふくまさりきんとき」と読み、新しい品種の金時豆です。世間一般に流通している大正金時に比べ、やや大粒となっております。
煮豆や甘納豆に向いているといわれますが、煮えやすいので煮るときには注意してお取り扱い下さい。
■大豆
大豆は昔から「畑の肉」と呼ばれるほど良質なたんぱく質を筆頭に、脂質・糖質・繊維質バランスよく含み、ビタミン・ミネラルの豊富な食品です。
大豆は納豆・豆腐・煮豆・豆乳などの代表的な調理をはじめ、様々な調理法があります。
■小豆
小豆は餡子や宇治金時・ぜんざいなどの和菓子やお赤飯として日本食の定番食材です。日本人は古くから小豆を食べていたとされています(登呂遺跡から出土している他、日本書紀や古事記にも散見されます)。
小豆を煮るときのポイントは、他の豆と比べて水を吸いやすいので、たっぷりの水で、一気に沸騰させましょう。一度煮立ったらお湯を捨て、再度沸騰させます。この時、一度ビックリ水を差すと皮が切れることやしわが出来にくくなります。
●保存方法
豆は保存期間が長いものなのですが、保存方法としては一般的に日陰で湿度が低く涼しい所に置くと、一層長持ちするでしょう。